HOME 当サイトについて 問い合わせ

ホームWGHウルトラチャレンジ2008 >特集!チームWGHメンバー 後口洋史さんインタビュー

WGHウルトラチャレンジ2008

特集!チームWGHチャレンジャー 後口さんインタビュー


ウルトラマラソン完走、そして総合3位入賞おめでとうございます!
ウルトラマラソンを完走して、何か変わったことはありますか?

後口)

年齢的に40歳を迎え、走ることについては記録をどこまで維持できるかという現状維持の発想しか考えられなくなってきていた時期でした。
人生のあらゆる場面においても、可能性を追求することを考えるような年齢でもないような気がしていて、「伸びシロ」を考える楽しさはなくなっていたのです。

ところが、今回の挑戦と達成により、走ることを含め、自分自身というものに改めて大いなる可能性を感じられるようになりました。
また、挑戦することということ自体素晴らしい行為だと思ってきましたが、「挑戦できる」ということの素晴らしさも認識しました。
たとえ挑戦したいという意思や意欲があったとしても、健康な身体を含め、体力・気力の面で自分自身が挑戦できる状況でなければなりません。
そして挑戦するためには、レースの主催者の苦労やサポート、応援してくれる方々や家族からの理解など、様々な環境がなければ挑戦できるものではありません。
挑戦できることは自分自身の努力だけでは成り立ちません。
そう考えると、今回、そんな「挑戦できる」機会に恵まれたことの素晴らしさをしみじみ感じるようになりました。

後口さん

チームWGHメンバー №6 後口洋史さん

 

WGH Pro (ウィグライプロ)を半年間に渡り、また、レース前中後でも活用したとうかがっていますが、
どのような感想をお持ちですか?

WGH Pro

後口)

ウルトラマラソンを完走したことで、WGH pro(ウィグライプロ)を継続的に使用することの有効性を実感しています。
これまでもサプリメントある程度は必要であるという認識はありましたが、WGH Pro(ウィグライプロ)を飲むことで、サプリメントに対する考え方や取り組み方が変わりました。
以前からトップアスリートが使用しているというウィグライプロには効果はあるだろうとは思っていましたが、最初は半信半疑というところも正直ありました。
そんな私が、今回の半年間のトレーニングとウルトラマラソンを完走したという実体験から、確実に効果を感じたのです。
レース本番では、後半も粘ることができるなど自分の実力を充分発揮できました。本番までの過程で、練習時間がうまく作れず、100kmを走り切るには走行距離的に不足していたので、もっと早い段階で足のハリや痙攣がくることを覚悟していたのですが、80キロまでは確実に自分の走りができました。
これは間違いなく、WGH pro(ウィグライプロ)の効果です。

そこから痙攣したりしましたが、これは暑さによる発汗の関係・後半のアップダウンと距離を考えると私の絶対的練習量の少なさによる筋力不足から起きてしまったもので、どうにもならなかったと思います。
こればかりは、WGH pro(ウィグライプロ)でなんとかなるようなものではないですからね(笑)。
そして、20キロも痙攣と戦うという極限状態で100キロを走り切ったのに、翌日の疲労感が少なく、スムーズに疲労回復をすることができました。
WGH pro(ウィグライプロ)を知らなかった今までのフルマラソン後のほうがダメージは大きく、この違いに驚いています。
フルマラソンの後は、毎回、激しい筋肉痛で歩くのが辛い(特に階段の下り)のですが、今回は、翌日でもそれほど辛くありませんでした。
終電に乗り遅れないように、空港到着から駅までは、走って移動してましたよ(笑)。
練習でも、疲労回復が早いために、強度の高い練習の後でも早い段階で次の練習が積めるので、おかげで走行距離を伸ばすことができました。
WGH pro(ウィグライプロ)を利用していなければ、疲労回復に時間が必要で、もっと練習量は減っていたと思います。
   これまでに他のサプリメントを飲んだことはもちろんありましたが、ここまで身体にダメージを残さないようにケアできているサプリメントはなかったと思います。
それとWGH pro(ウィグライプロ)を利用していると、風邪をひきにくくなるという話を開発者である日清ファルマの鈴木さんから聞いたのを頭の片隅に記憶しているのですが、
冬になると毎年1回は必ずといっていいほど風邪をひく私ですが、今シーズンは今まで1回もひいていないんです。
練習を積むと栄養素的に不足が生じて抵抗力がなくなるのか、練習ができているときにひくことが多いのですが、
例年より練習ができた今年に風邪をひいていないのは、WGH pro(ウィグライプロ)の効果なのかもしれません。

後口さん


後口さんにとって、走るとはどういうことでしょうか。

後口)

 ウルトラマラソンを走っても変わらなかったことは、走ることをやめたくないということでした。
むしろ今まで以上に続けていきたいと思っています。
この先どんな走力になっても、走ることは自分にとって人生のパートナーであり、これからも自分を磨く手段として、走り続けたいと思っています。
走ることを通じて自分に挑戦したり、走ることで喜怒哀楽を体験して人としての味わいを積み重ねたり、走りながら自分自身と対話して自分というものを確認したり、自分の人としての成長に大きく関わってきた存在だと思っています。
走ることは素晴らしいことですが、走り続けることは大変なことで、怪我や病気で継続できないこともあれば、社会人生活の中で走る時間の確保に困難なこともありますし、単純に、走るという行為に精神的に辛さや厳しさも感じることもあります。
20年以上も続けていれば、単に楽しいといえず、走りたくないとか走るのってイヤだなって思うこともありますよ。
怪我して走れない期間があると、走りたくなるどころか、走らなくていいから楽でいいなって他のことを楽しんだりして(笑)。
でも、不思議とやめられませんねぇ。
まさに大切な人生のパートナーで、離れられない存在です。
何といっても、もう一人の(?)大切な人生のパートナーである妻よりも長い付き合いをしていますからね(笑)。
今までの自分を育ててくれた、走るという空間に感謝するとともに、その空間を様々な困難を乗り越えて20年以上も持ち続けてくれた自分自身にも感謝です。
この先、ジョギングを楽しむジョガーになるかもしれないし、怪我等で走れなくなって走ることを見たり、応援したり、サポートする立場になるかもしれないし、どうなるかわかりませんが、できる限りは自分なりに記録にこだわって「挑戦」をテーマに走ることと向き合って付き合っていきたいと思っています。
状況・環境がある限りは、挑戦から逃げることが走るという大切なパートナーを裏切るような気がして…
でも、今はウルトラマラソンの達成で深い充実感に包まれているので、挑戦する元気もしばらくは沸いてこないと思いますが(笑)。


ウルトラマラソンの魅力について、お聞かせいただけますか。


後口)

 走る前は、フルマラソンの2倍以上という果てしなさを感じる道のりに冒険のようなロマンを感じていました。
長い時間、孤独な自分と葛藤する。このプロセスがあるからこそ、完走者(参加者)との仲間意識や一体感、エイドでの人とのふれあいで感じる温かさ、そういった交わりの尊さを心から感じることができるのでしょう。
今回走って、人間のぬくもりを感じられました。ウルトラってあったけーなって思いましたね。

 また、精神や肉体の限界を超えた中でしか感じられない、日常ではとうてい味わえない「生きている」という実感がありました。
人間の動物としての体力と本能、人間の人としての考える能力と感じる心、そんな人間の総合力が試されるのです。
考えなくては乗り越えられない、考えなしでは立ち向かえない長い道のりですが、反対の言い方をすれば、そこは考えてしまっては乗り越えられない辛さや苦しさが存在していました。
そんな非日常的な空間が魅力ですね。自分自身と対話しながら、フィニッシュするためだけにひたすら走る。
そこにいるのは、大人になり、社会人生活の中で失いつつある、純粋な自分でした。
大好きな自分に出会えたウルトラマラソン。
私にとっての100kmは、自分自身への挑戦であり、自分でもまだ知らない、未知の世界への冒険と自分探しの旅でもありました。
もうひとつ感じたのは、究極の人間力が試されるウルトラマラソンの世界だからでしょうか、ウルトラランナーの方々は、人としての懐が大きい感じがしました。
今回の達成で、私もその仲間入りができたような気がして、そんなうれしさもあります。
実際に、懐の大きな人になれてればいいのですが(笑)。


今回のレース展開を振り返ってみると、どのようなものだったのでしょうか?

後口)

 完走できるのか、満足した結果が出せるのか、不安が大部分を占める中でのスタートでした。
確実に完走するために、安心したペースで刻もうとささやく自分と、限界への挑戦をけしかけてくる自分。
そこで自分が出した答えは、「挑戦」でした。

 5キロを過ぎ、自分の体と対話しながら、徐々にペースを上げていきました。コースもわからない、距離だって体験したことがない、自分がどこまでできるか全くわからない。
足腰がぼろぼろになってリタイヤにならないかという不安もよぎる中、10kmあたりからだろうか、気が付けば一人旅となっていました。
孤独でいる自分自身と対話しながら、エイドを迎えました。
孤独な旅だからこそ感じる、人の温もり。

 いけるところまで行こう。先を考えずに進もう、こんなことは、いつ以来だろう。先を予測しても、答えはない。未知の世界だからこそできる「夢とロマン」の冒険でした。


ウルトラマラソンの後半はかなりきつかったと聞いていますが。

 

後口)

最初は1km5分を超えるペースでしたが、徐々にペースを上げ、1km4分を切るペースにまでなっていました。
40kmは3時間くらい、フルマラソンは3時間10分くらいで通過しました。
50kmを過ぎても1km4分~4分30秒のペースをキープできている。7時間台も見えてきた。
レース展開にも恵まれ、途中先頭にも立った。自分に感じる可能性、精神的にも肉体的にも苦しいけれど、楽しかった。
しかし、厳しい現実がやってきました。
残り20kmくらいから、足は痙攣し、歩くこともままならないのです。
やっと走り出せば、今までに感じたことのない部分に激痛があり、自分の体に不安を感じました。
最後までたどり着くことが出来るのだろうか。
限界だ、いや、まだ頑張れる、気持ちだけは負けてはだめだ。何とか乗り越えよう。
そんなふうに自分と対話し続けて、乗り越えようとしていました。

後口さん

 

後口さんゴール

しかし、100kmへの大きな壁は、対話する気力さえも奪っていきました。
後で確認しましたが、あれほど快調だったペースも、1km6分を超え最終的には7分にまで落ちていました。
記録や順位に対する意識はもはやなくなっていました。
自分自身との対話すらなくなっていくなかで、この先に存在するであろうフィニッシュに向かって、無我夢中で確実に歩を進めている自分が存在していました。
誰のために? 何のために? そんなことはどうでもよかった。ひたすら、走る。ただそれだけでした。
そして、たどり着いた、フィニッシュ。自然と沸き起こる涙。
初めての100kmでは、夢も見た。地獄も味わった。夢と地獄、これもウルトラの醍醐味なのです。
長い道のりの一人旅で、自分自身とたくさんの対話をし、自分自身を確認し、純粋に挑戦する大好きな自分に出会えたことが最高に嬉しかったことでした。

 そして、完走からしばらく経った現在、改めて感じる100km完走の勲章。
自己満足ですが、心の中に存在する自分にとっての大きな勲章です。
100という3桁の響き・ウルトラランナーという響きの余韻に今なお浸り、達成者のことをウルトラマンとは言わないのだろうけど、私の中で勝手にウルトラマンの称号を与え、一人微笑む。

意味は違うけど、子供のころ大好きだったヒーローウルトラマンになった自分、そんな自分をかっこいいなって自画自賛して楽しんでます。でも、世代的にウルトラセブンなんです。
今回で達成1回、後6回達成しないとウルトラセブンにはなれないのかって、笑ったりして…今回のゴールは終わりでも完成でもなく、新しいスタートであったことを考えたりして、この先の人生に可能性が広がった妄想を楽しんでいます。