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第3回練習会 実施日9月20日 土曜日
本番レースで最高のパフォーマンスを引き出すための食事アプローチ


WGHウルトラチャレンジ第3回練習会

1月17日に開催される宮古島ウルトラマラソンに向け、第3回練習会が9月20日に開催されました。
練習会では、トレーニングプランをもとに、準備期間にあたる練習メニューを行い、レースで最高のパフォーマンスを引き出すために必要となる①トレーニング②休養③栄養の3要素のうち、栄養面からのアプローチ法について
小島美和子先生から食事アドバイスをいただきました。


ウルトラマラソンを完走するうえで最も重要となるのが、ベストコンディションを引き出すための正しいライフワーク作りです。
WGHウルトラチャレンジでは、参加者の皆さんに、
①質の高いトレーニング
②質の良い休養
③最適な栄養補給

この3つの要素について練習会を通して実体験してもらい、本番レースでベストパフォーマンスを発揮することを目標にしています。

WGHウルトラチャレンジ第3回練習会

【小島美和子先生からの食事アドバイス】


栄養のバランスの摂り方は、人によって必要となる栄養素が異なり、また、その時のコンディションによっても摂取すべき栄養素は変わってきます。 そのため、今の自分には何が足りなくて、何が過多になっているのか。自分の現状を知ることが最初の一歩になります。 自分の状態を知ることができたら、食事メニューを整えていくようにしましょう。

WGHウルトラチャレンジ小島先生

◆食事について

  

三大栄養素と言われる「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」をバランスよく摂取するカロリー比率は、順に15%、60%、25%と言われています。
現代の食品には脂質が多く含まれているため(例えば菓子類、油の多い料理)、意識して控えるようにしないといけません。
例えば肉に含まれる油の脂質はカロリーが高いため、ちょっとうっかりしただけで25%以上を摂取してしまうからです。
これでは必然的に炭水化物とたんぱく質の摂取の比率が低くなり、カロリーは過多でも必要な栄養素が足りないことになってしまう。
このアンバランスな栄養摂取を続けていると、疲れやすい、筋肉がつかない、貧血に悩まされるなどの不調を来たすことになります。


 こうならないように、油は意識して控えるようにしましょう。
また、体の調子を整える役割をもつビタミン、ミネラル、食物繊維を毎食ごとに食べることも大切です。
これらの栄養素が足りなくなると、体に必要な三大栄養素が足りていても、うまく機能することができなくなります。



献立は、1品盛りにせず、主菜、主食、副菜1、そして副菜2の4つのプレートごとに立てるようにし、果物も取り入れるようにします。

STEP1

サンプルパターン

●主菜 たんぱく質(肉、魚、大豆製品)
●主食 炭水化物(ごはん、麺類)
●副菜1 ビタミン、ミネラル、食物繊維(緑黄色野)
●副菜2 副菜2と同じ(きのこ、海藻類、イモ類)
+果物、乳製品(各1日1回以上)


STEP1のサンプルパターンを基本として献立を立て、さらに自分の現状のコンディショニングや目的に合わせてバリエーションメニューを考えるようにします。
ここではバリエーションとして、STEP2にサンプルパターンを紹介します。

STEP2

★体脂肪を減らすためのサンプルパターン

●主菜 脂肪の少ないヒレ、もも、鶏ささみ、豆腐など、高たんぱく、低脂肪の食品を選ぶ。
●主食 炒飯など油を使ったメニューは避ける
●副菜1 野菜に、ドレッシングやマヨネーズは控えめにする。
●副菜2 きのこや海藻類など、油で炒めずに茹でるなど、油を使用しない調理法をチョイスする。
果物 夕食前までに摂るようにする。
乳製品 低脂肪のものを選ぶ。

★疲労回復系のサンプルパターン

●主菜 ビタミンB1を多く含んだ豚肉、うなぎ、納豆、豆類など。
●主食 精白度の低い玄米や胚芽米、ライ麦パン
●副菜1 ビタミンB群、クエン酸を多く含むナッツ類や梅、酢などを利用する 。
●副菜2 ビタミンB2や食物繊維の多いきのこを食べる。
+果物には、ビタミンCやクエン酸を含んだ柑橘系や、旬の果物。
乳製品 ビタミンB群の多いチーズを。


自分で考えた献立が、実際に自分の体にどのような変化をもたらせているか、1か月ごとにチェックすることも大切です。
状況が改善されていれば、献立メニューを継続させる。また、改善できなかった場合は、新たに献立メニューを組み直すこと。このように自分の体調とよく対話しながら食事を考えることで、トレーニングに耐えられる強い体が作られていくのです。




【WGHウルトラチャレンジ 坂本雄次 実行委員長
チャレンジャーへのメッセージ】


坂本委員長

毎年、24時間テレビ(日本放送)で100㎞マラソンをサポートしていますが、今年はエド・はるみさんのゴールをお手伝いさせていただきました。
正しい知識を持った指導者のもと、きちんとしたトレーニングを積むことが、こういったビッグチャレンジを成功させるという証にもなっていると思います。
そしてWGHウルトラチャレンジでは、宮古島100㎞ウルトラマラソン完走を目指す6人のメンバーを始め、オープン参加でウルトラマラソンを目指すランナーをサポートしています。
月1回の練習会では、実践的な練習を始め、身体レベルチェックや栄養アドバイス、効率の良い休養の取り方、そして、世界で活躍するウルトラマラソンランナーが一緒に練習に参加するなど、多方面からのサポート体制は、まるでトップアスリートのようです。
こういった恵まれた環境が参加者の喜びとなっているのはもちろんですが、これから行われる本番レースこそが、これまで出会うことのなかった人たちとの触れ合いや経験の場になるでしょう。
ウルトラマラソンにチャレンジした皆さんの人生がより豊かに実るように、私たちスタッフは精一杯サポートさせいただきたいと思っています。
気づけば宮古島まで2か月あまりになりました。チャレンジャーたちは残りの期間を大切にし、満足のいくゴールを切りましょう!


■チームWGH練習会レポート/練習会アルバム

 ●2008.07.19 第1回練習会 正しいフォームを身につけるためのフォームチェック
 ●2008.08.23 第2回練習会 ウルトラマラソンを快適に完走するためのトレーニング
 ●2008.09.20 第3回練習会 ウルトラマラソン準備期間練習メニューと食事アドバイス
 ●2008.10.18 第4回練習会 ウルトラマラソンを走れる柔軟な脚力作り:高尾山を走る
 ●2008.11.15 第5回練習会 レースに向けた実践的メニュー:5時間走り続ける
 ●2008.12.20 第6回練習会 ウルトラ1ヵ月前からできる事 ・実践的メニュー:5時間走り続ける